増える競売

「不況の深刻化に伴い競売が増えている」と、
今朝(2009.8.7)のNHKニュースが取り上げていた。 ローンの延滞が3~5ヶ月延滞すると競売の申し立てがされる。競売の基準価格をみると「こんな金額で売られてはたまらない、任意に売却したい」債務者が不動産会社を訪ねても「今更遅いですよ」
と言われて困っていることを報道していた。 実際に競売の現場では、申し立てをされた後に債権者といくら交渉をしても難しい。 金融機関が債権回収会社に債権を売っていることもあるから、「これから毎月ちゃんと払います」と言っても手遅れなのだ。それよりも延滞3ヶ月以内に金融機関と交渉するべきである。

個人再生という手続きがある。給与所得者など安定的な収入がある人が住宅ローン返済の滞り始めたときに返済期間の延長など組み直しをして破綻を避ける仕組みである。消費者ローンなどを借り始めると対象にならないからサラ金などに手を出さない段階で考えるべき方法である。 まずは 法テラスなどに問い合わせた方がよい
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