崖地、高低差のある土地

対象地が道路と等高あるいは、水はけを考え道路よりも少し高い土地が好まれます。

図の中で、網線部分を傾斜地としていますが、この部分が高い、あるいは低いとなると、道路からの出入りには階段が必要になるでしょう。何よりも土地が崩れないように土留めや擁壁も必要かもしれません。

こうした土地は出入り口の場所が制限され、駐車場利用もしづらいことになります。そのため利用できる用途や建物にも検討が必要です。

道路が北側にあり南側が低くなっているならば、傾斜に併せて建物を階段状に作る(2階あるいは3階を入り口にする)ことも考えられます。別荘地などでは好まれることもあります。

ただし、排水先を確保する、あるいはポンプアップするなど、それなりに経費もかかります。

単価としては、整形の土地の方が高くなるのが普通です。

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