広大地にもいろいろ

面積が大きければ『広大地』として認められる、わけではありません。

面積の大きな土地(A)は、間口の広い土地、奥行きは標準画地の2倍以内です。

一方、面大地(B)は、間口よりも奥行きの深い土地です。

面大地(A)では、旗竿状の土地を奥に入れて短冊状に着ることも考えられそうです。

しかし、面大地(B)では、旗竿状の土地では通路が長すぎます。そんな土地を作っても購入者に嫌われてしまいます。面大地(B)では開発行為による道路を入れて整形の土地を多く作る方が、収支計画上も良い結果が得られます。

このように、面大地(A)では広大地認定は難しいのですが、面大地(B)は広大地として認定されることになります。広大地の条件はそのほかにもありますが、土地の形状と周囲の利用状況に大きく左右されます。個別的なことが多いので、一度ご相談下さい。

 

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