景気動向指数も踊り場脱却を示す?

景気動向指数(DI)は毎月発表されている。

その月だけのデータでは、かなりの波が出ているため、三ヶ月の平均値を求めてみた。
グラフ化してみると、一致指数はこのところ50%の上をいっているが、先行指数は半年間、50%割れである。
九月のデータでようやく50%を上回った。

景気は上昇している。一方GDP(国内総生産)の2年間は堅調なプラスである。景気循環期間から考えると、長い上昇となっているため、そろそろ景気後退になる恐れも考えられる。東京はともかくとして、企業に依存する地方都市は景気後退が懸念される。地域経済を見つめる不動産鑑定士にとって、動向指数は重要な指標である。

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