相続の悩み

将来の相続が悩み、という人は多いでしょう。

ただし、その悩みは一様ではありません。

①亡くなったときの相続税が不安な人
②亡くなると家業はどうなるか不安な人
③亡くなった後、妻の面倒はどうなるか不安な人
④医療費をはじめ、亡くなるまでの借金が不安な人
—-

①のケースは、相続税がどの程度になりそうか、今すぐに相続が発生したら、という仮定で税額を計算するべきです。
非課税限度額内に入れば、税金の心配はなくなります。
課税されるとなれば、節税の工夫を考えます。ただし、他の条件(後の家業や親の扶養)をも、考慮しないといけないでしょう。
②個人企業など、事業承継をどうしたらよいのか、これまでも話題になりました。法律が今年変わりそうです。適用できるのか、検討すべきです。
③大黒柱が亡くなった後の妻の生活はよく考えておかないと、後々問題です。実際に担当する子供たちも含めて様々なケースを想定しなければなりません。この問題は家族毎に違います。正解は決まっていません。
④借金の問題等は、当事者がいるうちないと解決しにくいことが多いのです。本人が早めに処理するか、あるいは記録だけでもキチンと残しておくべきです。

いずれにしても、当事者が亡くなった後には解決しにくいものです。
遺言書を残しておくのは、どんなものであっても良いことだと思います
故人しか知らないことが明らかになりますし、どんなことを考えていたのか、希望もわかります。

鑑定評価は、埼玉不動産鑑定所へ